JBお悩み相談室~肘編~

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こんにちは!JITANBODY整体院です。

今月もやってまいりましたJBお悩み相談室のお時間です!

今回は「肘の痛み」について皆様の生活に役立つ情報を発信していきます。

内容は今回も2本立てとなり、始めに概要について説明し、

2本目にセルフケアについて発信していきます。

 

肘の痛みについて知ろう

肘関節とは?

肘関節とは上腕骨、橈骨、尺骨という3つの骨から構成されています。

肘関節は蝶番のようにしっかり固定されており、比較的安定性の高い関節となっています。

関節の表面には軟骨があり、この周りを靭帯と筋肉が覆っているため、

さらなる安定感とスムーズな動きを引き出しています。

肘関節は肩と手首の間にあり、物を取るときの距離感や方向の調整、

荷物を持つときに多く使用する関節です。

腕の中では負担がかかりやすい関節となるため痛めやすい部分です。

 

なぜ痛みが生じてしまうのか?

肘を痛めてしまう要素としては大きく分けて3つです。骨、筋肉、関節があります。

・骨折

・野球肘、ゴルフ肘、テニス肘(腱鞘炎)

・変形性関節症

痛み発生の原因は使いすぎによるものが多いですが、

姿勢や筋肉のバランスが崩れることでより肘に負担が多くかかってしまうことも原因の1つです。

骨折は想像がつくと思いますが、肘には多くの筋肉がついており、

筋肉のバランスが崩れると肘に炎症が起こります。(腱鞘炎)

また、軟骨が擦り減ってくると膝や股関節のように変形してきます。(変形性関節症)

それにより炎症や骨同士がぶつかることで痛みが生じます。

ここからは当院でも多く見られる、

野球肘、ゴルフ肘、テニス肘等の筋肉の痛みについて説明していきます。

 

肘周りの腱鞘炎について知ろう

内側上顆炎(野球肘、ゴルフ肘)

上腕骨には内側上顆という場所があり、

肘や手首、指を曲げるための筋肉がたくさん付いています。

野球の投球動作やゴルフのスイングの際に体の使い方が不十分で手首ばかり使っていると、

負担が強くなり炎症を起こします。

他にも職業がら物を持つことや引っ張る動作を繰り返す方も痛めやすいです。

 

外側上顆炎(テニス肘)

内側上顆の反対側には外側上顆と言われる肘や手首、

指を伸ばすための筋肉がたくさん付いてます。

テニスのバックハンドで負担がかかりやすくテニス肘と呼ばれています。

物を持つことで痛める場合もありますが、

パソコン操作等指を酷使するような職業の方は痛めやすいです。

 

最後に

肘の痛みは負荷が強い状態で繰り返し動作を行うことで痛めやすいです。

腕周りのバランスを整え負荷が少なくなることで痛みも減ってきます。

痛みが出ると生活に支障が出やすいため酷くなる前にご相談下さい。

次回は内側上顆炎、外側上顆炎のセルフケアについて書いていきますので、

ぜひそちらもご確認ください(^^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。